「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
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2007年09月13日
[ 08:40 ] [ 02.手作りな生活 ]

 9日の日曜日に、コンポストを習ってきました。
以前から、社長に良いやり方があると聞いていましたが、家はマンションなのでなかなか気乗りしませんでした。
でも、社長のゴリ押しに負け、ついにコンポストデビューすることに・・・。
生ゴミ処理の心配をしなくてよくなるのと、エコな生活、そしてベランダ菜園♪・・・
 
 教えてくださったのは、東近江市のOさん。
自分で色々研究された方法で、地区の生ゴミ環境まで変えてしまったというすごいお方です。
 
まず、用意するものは
①入れ物・・・バケツや漬物桶など。雨に濡れなければダンボール箱でもよいです。
        (写真の容器は、会社に余っていたものを使用しています)
 
②中身・・・・・園芸用堆肥(腐葉土など) 入れ物の1/3くらい
        もみ殻   入れ物の1/3くらい
        米ぬか  入れ物にもよりますが10Lのバケツなら2Lくらい
 
③フタをする布・・・ふろしきや古布など。
           空気と湿気は通すけど虫は入らないものならO.K。
           
070909_1543~01.jpg 070909_1542~01.jpg
コメリなどに売っている堆肥           もみ殻
 
070909_1546~01.jpg 070909-1.jpg
 米ぬか                       Oさんが作った堆肥
 
070909_1545~02.jpg 070913_1553~01.jpg
 まんべんなく混ぜる              完成です。これは会社のコンポスト。
 
 この方法は、自然のものを使って、好気性菌により生ゴミを分解して堆肥にします。
始めに入れる堆肥には好気性のバクテリアが住んでいて、米ぬかと生ゴミをエサにしながら、もみ殻に住みついて分解していきます。
毎日でる野菜くずや肉の切れ端、魚の皮や骨など、卵の殻も細かくすれば時間はかかりますがバクテリアがエサとして食べてくれます。
 
 生ゴミは腐らないうちにコンポストに入れ、できるだけ中身がまんべんなく混ざるようにかき混ぜます。
そのとき、中身が発酵してあたたかくなっていれば良い傾向です。
しばらくするとカビが生えますが、それも順調な証拠だということです。
 注意することは、ハエなどがつくと虫が生まれるので、ゴミを保管するときは入れ物にフタをするなどの配慮が必要ということと、もし虫がでてしまったら、米ぬかを足して発酵するときに温度が上がるのでそれを利用して虫を殺します。
それから、コンポストに入れたらダメなものは、タマネギの皮・貝殻です。
あと、寒い季節はできないということです。
バクテリアが活動するのに、寒いとダメだそうです。せっかく始めたのに・・・どうなることか。
でも、容器のまわりに古毛布などを巻いて断熱したりして頑張ろうと思います。
 
 話を戻しまして、今回のコンポストだと半年くらい使えるそうです。
私は2人暮らしなのでそれくらいだそうです。
使っていると水分量が多くなってきて、処理能力が弱くなるそうで、そうなってきたら容器のまま2ヶ月くらい寝かせて、堆肥のできあがり!
それをプランターに移し変えて、サラダ菜やサニーレタスを植え、育ってきたら下葉のほうから少しづつ収穫してサラダやサンドイッチにして食べます。
 そこまでたどり着くのに、まだまだかかりそうです。それまで頑張れるかナ。。。
 
 においですが、私は家のベランダに置いているので大丈夫ですが、会社では給湯室に置いているので、生ゴミのように臭くはありませんが、室内だと少し発酵のにおいがします。これからどうしようか思案中です。
 それともうひとつ、見た目の問題。
上の写真のようだと、、、はっきりいってかっこ悪い。。。
なので、バケツと風呂敷を工夫することにより、もっと良くなると思います。
ちょっと洋風のものにするとか、シンプルにまとめるとか。
方法は色々あると思います。そこから楽しんでもよいでしょう。
 
 コンポストには色々な方法がありますが、この方法は誰でも手軽に手に入るものが材料ですし、自然のものがベースになっているので簡単です。お金もかからないし。
少し手間がかかるような気がするけれど、今まで燃えるゴミに出していた生ゴミを、焦って週2回のゴミの日に持って行かなくてよくなるし、出かけるタイミングで臭いゴミ袋をガレージに置きっぱなしにしなくて良くなります。
どっちかというと手間がはぶけるほうかも。
 
 さて、ここからサンドイッチにたどり着くまでレポートしていこうと思います。お楽しみに!m
 
この記事を読まれて興味を持たれた方、詳しくお知りになりたい方は当社まで、お気軽にお問い合わせください。
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コメント一覧
[ 大林義孝 ] [ 2007年09月28日 09:48 ]

コンポストでの生ゴミ処理に挑戦されていることは、大変うれしいです。私の集落も100戸のうち70戸以上が生ゴミを燃えるゴミに出さないで、自家処理しています。コンポストでの生ゴミ処理には、Oさんのところへの研修に行きました。
私の集落はほとんどが畑を持っていますので、畑の土に還元しています。「わが家のゴミ日記」を各戸に配布し、毎日出すゴミの量を計量しています。その結果を回収し、集計して報告しています。一年間の集計結果から、一人あたり出す燃えるゴミの量が、何とまちの平均量の半分以下になっていることがわかりました。生ゴミを自家処理すれば、確実に燃えるゴミは減少するということです。多くの人が生ゴミや資源ゴミ分別に取り組んでほしいと願っています。どうか今のコンポスト処理を広めてください。

[ m ] [ 2007年09月29日 08:36 ]

 すばらしいですね。しっかりとデータをとって成果をあげると、取り組んでいる方々の励みにもなりますね。
 なかなかゴミが減らない昨今ですが、コンポストを始めて、野菜くずがゴミから大切な栄養源に変わりました。堆肥にしておいしい野菜を作るのが楽しみです。
 私も一通りできるようになりましたら、その経験を廻りの人達に広めて行きたいと思っております。

[ 東西 見聞 ] [ 2007年09月29日 18:05 ]

大林さん、コメントをありがとうございます!!

今日も、菜種の種まきにお付合いいただきまして お世話様でした。

おかげで、素人農民が 日毎に学ばせていただいています。
いよいよ始まる まちづくりの「菜の花プロジェクト」、生ゴミ処理も含めて広げて行きたいですね!!

今後とも、アドバイスをよろしくお願い致します。

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