「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
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2008年09月01日
[ 10:59 ] [ 01.施工日記 ]

いつもお世話になっている親子ものづくり塾 クラフトキッズさん。
作品の展示場所と、収納を増やすため、道路に面したショーウィンドウを作りました。
 
kurahuto08082901.JPG
以前に作った木製テラスまわりはお客様ご自身で飾り付け。
 
kurahuto08082903.JPG
隣には木製掲示板。お知らせはここに貼りだします。
通りすがりの方が覗きこんだり、質問にきて下さることも増えたそうです。
 
kurahuto08082904.JPG
室内からみるとこんな感じです。
かなりの収納量を確保できました。
 
sankiko0808311.JPGsankiko0808312.JPGsankiko0808313.JPG
sankiko0808314.JPGsankiko0808315.JPGsankiko0808316.JPG
講座の完成品や、いろんな作品が展示されています。
近江八幡郵便局の近くです。興味のある方はぜひどうぞ♪

2008年08月01日
[ 14:38 ] [ 01.施工日記 ]

 築50年の小屋の解体からご紹介をしてきた東近江市の家が完成しました。
8月23(土)・24(日)には、近江八幡市の家と合わせて完成見学ツアーを開催することになりました。
詳しくは専用ページへこちら
 木や土で出来た家ってどんな感じ?と、直に見てみたい方、感じてみたい方は是非ご参加ください。
 
  08.8.1.JPG
   外観
 
  08.8.1-2.JPG
   内観
 
母屋の隣に建てた、長男家族の為のコンパクト住宅です。
これからは4世代が一緒に暮らすことになります。
にぎやかで楽しい暮らしが始まることでしょう。
木や土に触れて、五感を育みながらすくすく成長していって欲しいと思います。 m
 
8月3(日)・10(日)・17(日)には、「住まいの設計相談会」と銘打って3週にわたって相談会を開いています。
こちらのほうへも是非ご参加ください。
詳細はこちら

2008年07月10日
[ 09:09 ] [ 01.施工日記 ]

 東近江市の現場は完成間近です。
壁の仕上げをホタテ壁でしています。
左官屋さんが作業している空間に行くと、なんとも海の香りが漂ってきます。
 
その壁塗りの体験をしたいとお施主様から申し出がありました。
左官屋さんの指導を受けながら初めての体験を。
やはり始めはうまく塗れませんでしたが、徐々に上手に塗れる様に。
なかなか様になっていました。
必死で応援していたら写真を撮るのを忘れてしまいました。
とても暑い日曜日。みなさん汗だくになって・・・お疲れ様でした。
 
最後にかわいい記念のペタッ。
これは一生の思い出になることでしょう。 ほんとカワイイ☆ m
SA3900123.JPG

2008年04月25日
[ 12:59 ] [ 01.施工日記 ]

 二日目の様子です。
 お施主さんのあいさつから始まり、社長・設計・棟梁がこの家の思いをはなし、お神酒で清めました。
DSCN2609.JPG
 
屋根の断熱材を敷くところから始まります。 
DSCN26112.JPG
ネオマフォームの30mmを屋根一面に敷きます。一面に敷くことで熱橋(熱が伝わるところ)をなくします。
その上に垂木を長いビスで母屋まで打ちます。
DSCN2629.JPG

DSCN2621.JPG DSCN2622.JPG
断熱材と垂木の間は通気層です。 通気層にねずみなどが入らないようにステンレスの網を貼ります。
 
DSCN2617.JPG
破風や鼻隠しを取り付けるところです。
さしがねで印を付けている 棟梁Tさん。
DSCN2618.JPG
 
DSCN26312.JPG
野地板を貼り、アスファルトルーフィングを貼って一日の仕事が終わりました。

親戚の方も応援にいらしてくれて、2階の貫を入れたり野地板を切ったり手伝ってくださいました。
手前が会長と親戚の方お二人。
DSCN26242.JPG
 
その後・・・ 屋根瓦を葺き、竹小舞が編まれました。
yanekabe.JPG
 
そして・・現在は、土壁の外部側が塗られ、2週間ほど乾かします。
08.4.22-3.JPG 08.4.22-2.JPG
 
08.4.22-1.JPG
 
こうして建て方・上棟の二日間がおわり、次の工事へと移っていきました。
今後も少しずつお伝えしていきたいと思います。 m
 

2008年04月18日
[ 09:17 ] [ 01.施工日記 ]

以前より「築50年の家の解体」「基礎工事」
などでご紹介している東近江市のK邸が先週 上棟しました。
タイトルにも書いているように、このお宅は狭い路地の奥にあり、レッカーが使えないので、昔ながらの大工の力による手組みで建てられました。
5寸角(15cm×15cm)の通し柱があり(写真左右両端の長い柱)、
せいの大きい胴差しを担いで上げる。
組んでいく順番があるので、みんなで声をかけながら あっちへ振ったり、こっちへ振ったりして組んでいきます。
 
DSCN2572.JPG
 
1階の管柱を通し柱の間に立て、胴差を乗せて通し柱をつないでいきます。
大工のMさんが必死にかついで上げている様子がわかります。
DSCN2580.JPG
 
胴差を上からかけやでたたいて納めます。
DSCN2584.JPG
 
2階の桁は金輪継ぎ(かなわつぎ)です。
DSCN2588.JPG
 
どんどん組みあがっていきます。
DSCN2594.JPG DSCN2600.JPG
 
棟が上がりました!!
かっちりと組まれた木組みが堂々として立派な家が建ちました。
DSCN2603.JPG
 
屋根の化粧野地板を張って 一日目終了です。
DSCN2604.JPG
 
いつもと違う手組みの家ということで、大工さんも筋肉痛になるくらい大変だったと思います。
お疲れさまでした。
 
私は初めて棟上に立ち会ったのですが、大工が手仕事で仕上 組まれた木組みが、しっかりとしていて 木造は地震に弱いという一般的に思われていることが そうではないという事を、改めて自分の身体で実感できました。
それと、大工さんみんなで声をかけあい、協力して組んでいく姿はとても楽しそうでした。 m-!-m

2008年03月12日
[ 17:18 ] [ 01.施工日記 ]

今週末の15日(土)16日(日)に見学会を行うT邸では、
施主様が塗装した板塀が組み立てられている最中でした。
heigaikan00.JPG
  
竹蔵さんの丁寧な指示のもと、砂を撒いたり、束石を据えているのは、
10日~14日までインターンシップに来ているポリテクカレッジの学生さん2人。
  
heitukaisitate00.JPG
  
完了。
お疲れ様でした☆☆☆
heitukaisikan00.JPG

2008年03月11日
[ 10:40 ] [ 01.施工日記 ]

 前回、築50年の小屋を解体したお宅です。
昨日から いよいよ新築工事着工となりました。
大工と建物の位置・水平を出す丁張りをしました。
そして、今日から堀方です。
 08.3.11.JPG
写真では、基礎の深さにあわせ土を掘っているところです。
 
この後、砕石を敷き 突き固めて、防湿シートを敷き、地面に基礎の位置を出すための
捨てコンクリートを打ちます。
そして、墨出しをして 鉄筋を組んでベースコンクリートを打つと言う風に進んでいきます。
その様子も順次載せていけたらと思います。m
 
********************************************************************************
 ひとつの工事が始まる傍らで、完成するお家もあります。
今週末 完成見学会が行われる安土の家もそのひとつです。
明日、最後の掃除をするのですが、いつも掃除をしながら思うことがあります。
養生紙がはがされ、新品の床が現れます。窓も磨いてきれいになり
まだ誰も住んでいない 空間だけが広がります。
これから 新たな生活が始まります。
仕事、子育て、成長、日常、非日常・・・色んなことが。
お客様のお家ながら 色々想像してワクワクしてしまします。
もし、この見学会に来られるのでしたら、そんな想像を膨らませながら
楽しんでいって頂けたらと思います。m

2008年03月01日
[ 11:15 ] [ 01.施工日記 ]

今週一週間は本格的な解体作業でした。
 
01kizongaikank.JPG
▲解体前外観▲ 
  
02kizonnaikank.JPG
▲解体前内観▲
  
ご近所にも土埃が舞うので挨拶に行きました。
解体前に、50年間使わせて頂いた感謝を込め、古い小屋の四隅を塩で清め、
ご先祖に報告しました。
  
03kaitaiyane.JPG
  ↓↓↓↓↓
04kaitaitotyuuk.JPG
  ↓↓↓↓↓
05kaitaikanryouk.jpg
 ▲解体完了▲

二日ほど雪や小雨まじりの悪天候で、作業を続けて下さる皆さんには
申し訳なく思いましたが、その雪が埃を地面に落とし、飛散を防いでくれて助かりました。
凍えるような寒空の中、作業をして下さった皆様本当にありがとうございました。 H&S

2008年02月29日
[ 10:58 ] [ 01.施工日記 ]

長男夫婦と同居することになり、築50年の古小屋を解体することになりました。
 
さてさて、昨年末から、古小屋の整理を始めましたが、その作業の大変なこと!
毎週日曜日にはマスクをして小屋に入り、山のような古い道具を中心に片付ける事約2ヶ月。
ほんとに解体予定日までに片付くかと心配の種だけで、お宝もなく・・・
 
と思っていたら、なんと!
小屋の二階奥には、曾祖父時代に手作りされたモッコいじこなどが
綺麗なままで残っていました。
 
01hugo0000.jpg 
 いじこ ▲                 
 
 
03kizonnaikanhugo.JPG
ふご
                 
 
02musiroamikinado.jpg
むしろ編み機▲  
   
近くにある東近江市の博物館に電話をかけてみると、早速見にきてくださり、
昔の農家の道具類として、喜んで車いっぱいに積んで持ち帰って下さいました。
 
先祖の手の跡を捨てるには申し訳なく、また 勿体無く
博物館に引き取って貰えて嬉しい事でした。 H&S

2008年02月13日
[ 16:41 ] [ 01.施工日記 ]

   08.2.JPG
 年明けから改修工事をさせていただいていたお家のミニキッチンです。
始めは流し台だけで簡易的な電磁調理器を使っていましたが、
もう少し使い勝手の良いキッチンにしたいということで、
据え置き型のIH調理器と換気フード、キッチンパネル(上部)を貼りワゴンを造りました。
 
作業導線と使い勝手、配置をどうするか、換気は・予算・・・などなど
お客さんと何度も流しの前で考えました。
家事暦の少ない私では考え付かない提案を頂くことも・・・
人それぞれの使い勝手があったり、価値観があったりします。
 
打合せをするなかで
 このお客さんはこういう価値観なのか・・
 こういう所に気を使っているのか・・ 
など読み取るのも大事な仕事だと改めて感じました。
 
始めは工事するのもどうしようか迷っておられましたが、
完成し使って頂くと、とても喜んで頂きました。
やっぱりこういう瞬間が一番うれしいです。 m
 
 
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2007年12月05日
[ 08:52 ] [ 01.施工日記 ]

DSCN0132宮川邸ストーブ.JPG

今年の8月に工事完了したM邸で、12月1日に、薪ストーブの火入れ試運転を行いました。
当日は、ストーブ屋さんより、朝から6時間ほど掛けて試運転と、施主様に取扱説明と
着火の仕方等を説明して頂きました。
また当日は、日中は良い天気でしたが、夕方から気温も下がってきて、薪ストーブの
あたたかさが、心地よいです。(T.O)

2007年11月23日
[ 09:38 ] [ 01.施工日記 ]

daiku.JPG
12月1(土)2(日)に見学会を行う安土の家の棟があがりました。 
 
yane.JPG
 
zentai.JPG
 
大工の手刻みによる仕口や継ぎ手、滋賀県産木材をふんだんに使った木組み、
快適で強い木の家をつくるための施工上の工夫、軸組みを活かしたプランなどみどころはいろいろ。
気になることがあればスタッフにどんどん質問して下さい♪yy

2007年11月16日
[ 08:38 ] [ 01.施工日記 ]

昨日は、安土上豊浦の家の土台据え作業をしました。
肝心要の土台です。大工も正確に墨出しをし、据えていきます。

●土台は桧です。桧は乾燥性がよくて狂いが少ない、白蟻に強い、腐りにくい…
  と日本の家には欠かせない木です。今回は、柱・床にも使用します。

●土台パッキン(基礎と土台の間に挟み、床下通気の役割)は栗です。
  栗は硬くて重くて粘りがあり、耐水性に優れているので土台パッキンには最適です。

来週はいよいよ上棟です構造見学会を開催しますので、実際に見て、触れて、聞いて
木組みや木の使われ方を体験してください!
また、より多くの方に「本物の木の家」を知っていただくため、現場に掲示板を設置しました。
私の手づくりですので、立派なものではありませんが、気づいた方は見てください!

ブログ07.11.16-2.JPG
土台を配置

ブログ07.11.16-1.JPG
土台据付完了(基礎と土台の隙間に土台パッキンがあります)

ブログ07.11.16-3.JPG

現場掲示板です。 以上、竹蔵でした。

2007年11月12日
[ 09:45 ] [ 01.施工日記 ]

 11月9・10日に大工の手組みによる建て方が行われました。
建物としては敷地に増築する物置小屋で、2間(約4m)×3間半(約7m)の建物です。
家の敷地に大型車輌の乗り入れができないことと、
若い大工の育成として、クレーンを使わず人力のみで組上げられました。
今では重機で上げ下ろししている仕事も、以前は全て人の力だけで行われていたんですよね。。。
重労働でしたでしょう。。。けれど、すごいですよね。
家もそうですけれど神社仏閣などの大きな建物も造っていたんですから。
人々の力、智恵と技能の総和で。

     07.11.9-1.JPG
     柱を立てて、ほぞ穴を合わせながら梁と組んでいきます。
 
     07.11.9-2.JPG
     込み栓の穴。柱の穴と梁の穴は少しずれていて、
     栓を打ったときに柱と梁が引き合います。
 
     07.11.9-3.JPG
     棟が上がりました。(一番高いところ)
 
     07.11.9-4.JPG
     骨組みが組めたら、建物の垂直を直します。
     下げ振りを下げて垂直をみます。
 
     07.11.9-5.JPG
     しっかりするまで仮止めの材料を斜めに固定しておきます。
 
     07.11.9-6.JPG
     骨組みが出来たら屋根を伏せていきます。
     ここでは、杉の30mmの板が天井兼下地になります。
 
     07.11.9-7.JPG
     板が張り終わり、アスファルトルーフィングをひきます。
     筋交・間柱をいれ、壁の下地をして一日目はここまで。
 
     07.11.10-1.JPG
     二日目、外壁の下地です。
     この地域は22条地域(屋根・外壁を防火構造にする)なので、
     外壁仕上げをガルバリウム鋼板ですると、その下に石膏ボードをはらなくては
     いけません。内壁も同様に石膏ボードで仕上ます。
 
     IMG_1239.JPG
     石膏ボードの上に透湿防水シートを貼ります。
 
     07.11.10-2.JPG
     そして、ガルバリウム鋼板を貼るのに必要な下地をしていきます。
 
     07.11.10-4.JPG
     中の様子。これでほぼ仕上がりです。
 
 とりあえず、2日間の仕事をお伝えしました。
今回は、専務宅の物置小屋を建てました。昔ながらの手組みによって。
その他にも、今では体験できないことをさせてもらえました。
施主が職人の昼食の用意やお茶出し、夜はまた食事に呼んでいただいて。
その上、泊めていただくというところまで。。。気を使って頂きました。
お家の方はものすごく大変だったのではないかと、想像するだけで嫌になりそうです。
親戚の方もお手伝いに来てくれていました。
まだ、こういう風習がここにはあるのだと感じます。
現在では省くことが多くなった人の気遣い心遣いが、今回お施主様のおかげで体験することが出来ました。建てる方も、建ててもらう方も『有難い』という気持ちを通わせることが出来たのではないでしょうか。
 
伝統的な体験をさせていただいたかと思えば一方では、、、、、
あの姉歯事件から基準法改正が行われ、なんだか変な方向へ話がいっているような。。。
日本の伝統的な木造建築が危うい。。。
今、この業界でいろんな方が何とかしようと動いていらっしゃいます。
私には何ができるでしょうか。。。m

2007年10月15日
[ 11:49 ] [ 01.施工日記 ]

     DSCN0950.JPG
  10月始めの秋晴れの日に、土壁を塗る左官職人が集まりました。
 写真を撮りに行くと、みなさんで休憩をしていました。
 こんなにたくさん来てくれているとは思っていなかったので、びっくりしてしましました。
 でも、以前は土壁を塗るのに近所の人や親戚の人が手伝いに来て、
 当たり前の光景だったようです。
 この頃は少なくなって、職人さんの高齢化が目立ちます。
 この日も、シニア世代の方が頑張っておられました。
 その耐力と元気さに関心してしまいました。
 

     DSCN0952.JPG
 竹と縄で格子状に編んだ竹小舞(土壁下地)
 このうえに、土にわらを混ぜ、寝かせて発酵したものを塗ります(荒壁塗り)。
 
DSCN0962.JPGDSCN0953.JPG
 荒壁塗りの様子
 一人が塗り、もう一人が土を渡す。これを繰り返します。
 なかなかの重労働です。
 
  DSCN0951.JPG DSCN0958.JPG
 高いところにはフォークのような道具を使って上手に投げます。
 
     DSCN0954.JPG
 これは内側から見た様子。荒壁が間からにゅっと出ています。
 土がはみ出ることで、竹小舞から落ちないのですね。
 片側に荒壁を塗り、2週間ほど乾かします。
 そして、内側を塗って荒壁完成。
 その後は土と砂、わらなどを混ぜた中塗り、
 漆喰や珪藻土で仕上げなど塗り重ねていくことで、
 土壁本来の表情や性能を発揮します。
 
  土壁は伝統工法で主に用いられ、調湿性能が高く蓄熱の役割も果たし、
 湿気の多い日本の風土に適した特徴を持ちます。
 さらに、貫が通っているので自身に強い機能をも併せ持つ素材です。
 
  身体にやさしい自然素材が良いと頻繁に言われる現在、
 自然志向の人が増えてはきましたが、予算や工期の面で
 なかなか使われることがない土壁。
 伝統工法を残していくという意味でも、無くしてはならないものだと思います。
  職人の高齢化と、若い職人の習う場が無いという今、
 土壁を残していくよう、努力していかなければと感じました。 (m-!-m)

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2007年10月09日
[ 13:49 ] [ 01.施工日記 ]

 先月18日に無事に棟を上げた現場の紹介です。
9月も半ばだというのに真夏のような暑さで、大工さんも真っ黒になりながらの上棟でした。
このお家は、滋賀県の伝統的な作りになっていて、以前ブログでも紹介した丸太の地棟が使われています。大工が墨付けをし手で刻んだ材料です。
それから、最近は廻りに足場を組んでから組立てをしていましたが、今回は足場がありません。
なので、作業的には危険を伴います。そこで、落下防止の為の防護ネットが張られています。
見た目には迫力があって見ごたえがあると思います。
     DSCN0632.JPG
     前日の17日から組み始めました。
 
     DSCN0639.JPG
     長く伸びているのが通し柱です。
     短い柱は管柱。県の柱100本プレゼントでいただいたものです。
     クレーンで部材を吊って、大工が組み建てていきます。
 
     DSCN0650-2.JPG
     これが丸太の地棟。長いので吊っていても立派です。
 
     DSCN0653.JPG
     墨付けをした大工が丸太をかけやで叩いているところ。
 
     DSCN0661.JPG
 
     DSCN0662.JPG    
     大分、組みあがりました。初日はここまでです。
     柱以外の梁や構造材も滋賀県産の材料を使っています。
 
     DSCN0667-2.JPG
     2日目も晴天の中、無事棟が上がり、屋根が伏せられました。
     
     DSCN0673.JPG
     なかなかの存在感です。
 
     DSCN0677.JPG
     これは2階屋根の出桁の腕木です。唐草模様が入っています。
 
 これで棟上完了。
この後は、竹小舞を編んで土壁を塗ります。
この頃は少なくなった土壁。出来上がるのが楽しみです。
 
 また、12月はじめ頃 見学会を計画していますので楽しみにしていてください。
 
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2007年08月03日
[ 08:00 ] [ 01.施工日記 ]

        maruta
 
太さ40cm、長さ13mの丸太(地棟)。
家の重心になる重要な存在です。
見上げる方に『奉上棟 施主名・施工者名』を書き入れ、9月中旬上棟します。
 
今では少なくなった丸太の梁。
古くなったお家を改修させていただくとき、天井をとっぱらい空間を広くとりたい時に立派な丸太が存在感を感じさせてくれ、また新たな空間に生まれ変わります。
どんな時も頼りになる存在です。

2007年08月01日
[ 11:18 ] [ 01.施工日記 ]

 梅雨が明け、あっという間に8月です。
5月から始まった改修工事もようやく終わりました。
 
taga-3.JPG
古い床をめくり、下地からなおし新しく床を貼りました。
プカプカしていた床もしっかりして、安心できます。
前からあったこたつをそのまま使い、掘りこたつにしました。
 
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新築したトイレ。
ゆったりとした広さにし、介護などが必要になったときのことを考え、設備器具を配置しました。
床と腰壁はヒノキを使い、良い香りが楽しめるのと消臭にもなります。
左官壁は漆喰を塗り、シンプルで落ち着いた空間になりました。
収納は便器後ろのカウンターのフタを開けると、トイレットペーパーや掃除用具が入るようになっています。
工事途中、あまりの良い出来にびっくりしたお施主様が、『自分の書斎にしたいくらいだ!』と言っておられました。確かに自分だけのこういう空間があったら幸せかも。。。
 
一番の特等席
taga-2.JPG
始めに紹介した部屋の履き出し窓から見える景色。
中庭と新しくした塀の格子を通して多賀の山が見えます。
天気のよい日は気持ちがいい。
ご主人の一番の特等席。
 
 今回の改修工事では、フタを開けてみないとわからないことばかりで、お施主様もやきもきされていたと思いますが、うちの会長と専務など経験のある大工に教わりながら若い大工と出来たこと、関連業者の人たちの協力もあり無事収めることが出来ました。
私もまだまだ経験が浅いので、注意するべきところや収め方など、色々勉強させていただきました。また、毎日3時の休憩にはコーヒーを豆から煎れてくださったりお施主様の温かいお心遣いにとても感謝しております。
今回の経験を活かし、みな様の住まい造りに貢献できればと思います。 m

2007年06月05日
[ 14:56 ] [ 01.施工日記 ]

築180年の家の改修工事です。次は屋根を直します。
古い瓦をめくり 土をとり、下地を補強して 新たに瓦調の金属屋根に葺き替えます。
その様子をお伝えします。
まずは瓦をめくるところから。。きのうは天気がよく日差しが暑かった・・・
前がお庭になっていて手荒な仕事はできないので、手渡しで、手下ろししました。
DSCN9620.JPG
 
瓦を全部おろしたら、次は土をどのう袋につめて下ろします。
あまりつめ過ぎると重くて持てません。
yane2.JPG
 
土をとると 杉皮が見えてきます。
杉皮も1枚1枚はがし、袋につめて 下ろしました。
yane5.JPG
 
杉皮の下は 屋根の下地板です。
薄い板でしたので、気をつけて垂木(板の下地になる45×65mmくらいの木材)のあるところを歩きました。
きれいに掃除をして、解体終了。
yane3.JPG
 
さて、次はこの上に補強をします。
yane4.JPG
 
新たに板を張るために桟を打ちます。
もみじの隙間から 高屋根と青空が映えます。
DSCN9631.JPG
 
畳の下に張るのと同じ 15mm厚の杉板を張ります。
DSCN9634.JPG

今日の作業はこれで終了。後は屋根屋さんが葺いてくれるのを待ちます。
雨が降っても大丈夫なようにシートで養生をしておきました。
朝から 大工4人、解体業者2人と私で作業をして、天気が良過ぎたので、みんな汗ダクでした。
普段デスクワークの私は 帰りにはフラフラで、今日は激しい筋肉痛に襲われ、動きがぎこちないありさま。情けないです。。。。
とにかく、屋根が軽くなって、補強もしたので丈夫な屋根になりました。 m

2007年06月01日
[ 11:49 ] [ 01.施工日記 ]

先月より築180年の旧家の改修工事をさせていただいています。
和室の床下地を改修するのに 古い床をめくりました。
何度も直した跡や以前どこかに使われていたであろう 柱や梁が再利用されているのが見れました。
そのときの写真が無くて申し訳ないですが、坂田工務店さんがその写真を公開しているので そちらで見られます。 →こちら5月14日のブログ
たいぶ古く、虫が食っていたり 湿気ていたりする材料を新しくし、使えるものはそのまま使い 床を伏せました。
DSCN9869.JPG
そのままの材料と新しい材料が色でわかります。
 
DSCN9884.JPG
畳を入れて完成。
 
05220014.JPG
有名な小堀遠州のお弟子さんがされたというお庭です。
 
DSCN0026.JPG 
刈り込む前のお庭  春から一気に茂っていた庭もきれいスッキリ。
 
DSCN9872.JPG
滝の流れを表現した中に 鯉が登っている様子がみられます。
この写真では見にくいですが・・・
もうすぐ夏です。夏は夏の表情を、秋は秋の表情を、と いろいろな表情を見せてくれるでしょう。
楽しみですね。
 
この旧家は180年もの間、それぞれの当主が大事に住み継いできた家です。
現在のお施主さんも 物を大事にし、自分で直せるところは直し、次の世代へ繋いでいく。
この頃は、そういうことが無くなり みんながみんな新しい家を建てる時代です。
100年も200年も住み継がれる家は、建てる側としてあこがれる住み方だと思います。
これからも住み継いでいって頂きたいです。
 
改修工事はまだ続きます。追って報告をしていきたいと思います。m

 

2007年04月28日
[ 13:07 ] [ 01.施工日記 ]

先日リフォームが完成した現場でのことです。
このお家の小2の男の子、亮太くん。
毎日、学校から帰ってくると階段を駆け上がり、大工さんの元へ。。。
大工さんが仕事をしているのを見るのが大好き!
そして、熱心に色々質問したり、進み具合を観察したりと、なかなかしっかりしていて、現場監督さながら。
将来の夢は大工さんだそう。。彼ならなれます!
 
    DSCN9675.JPG
 
仕上げの塗装の様子です。
私ひとりで塗る予定でしたが、興味を持ってくれているので一緒にどうかなと思い誘ってみると、目をキラキラさせて喜んでくれました。
その日は学校から速攻で帰ってきて、準備をし、私は塗り方を教え 少し手助けをしただけで ほとんど亮太くんが塗りました。覚えが早いので思ったより早く終わりました。
色々話をしながら塗ったのでとても楽しかったです。
 
     DSCN9678.JPG
 
現場最後の日、亮太くんが、携わった大工3人と社長、そして私にお手紙とチョコボールをくれました。
お家の仕事をしてくれたお礼と、8月の工作教室で会おうね ということでした。
この仕事をしていて、工事が無事終わるとお施主さんみんな 笑顔で喜んでくれます。大変だったことも、それで一気に吹っ飛んで、感動してしまう私ですが、手紙をもらうことは初めてだったので、もうひとつ感動してしまいました。こちらこそありがとうございました。
 
とても楽しい現場で、終わってしまうのが少し寂しくもありますが、また新しい生活を楽しんでいただきたいと思います。 m-!-m

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2007年02月14日
[ 08:51 ] [ 01.施工日記 ]

07.2.14.jpg
   
07.2.14-2.jpg
   
2/8(木)に東近江の家の棟が上がりました。
この家は、滋賀県の『柱100本プレゼント』の事業を使っているので
4寸角の杉の柱は県より頂いた県産材です。
梁も県産材の杉を使っています。
  
若手大工の橘さんが墨付つけをし、会社総出で組上げました。
前日、7日から前組をし、8日が上棟本日で、段取り良く、立派に組みあがりました。
柱や梁などの構造材がそのまま仕上になるので、天井などはほぼ完成形です。
  
イベント情報のページでもお伝えしていましたが、2/10(土)に構造見学会がありました。
完成してしまうと、壁に隠れて見れない部分を見て頂く、良い機会だと思います。
特に屋根裏の断熱と通気層は、見て頂いて説明を加えると”なるほど”と思えます。
  
来週には、彦根の日夏町で棟上をします。
こちらも構造見学会を行いますので、見に来ていただければと思います。 m
 
  2/25(日) 午前の部 10:00~12:00
            午後の部 13:00~16:00  です。
詳しくはこちら →→→ http://www.a-kobo.com/event/archives/2007/02/post_8.html

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2007年01月26日
[ 15:52 ] [ 01.施工日記 ]

人通りの多い道路に面した大きな窓。
視線は気になるけれど、換気・採光・通風は確保したい…。
今回はそんな条件の数年前のリフォーム物件での施工例を紹介したいと思います。

1.JPG 2.JPG
大きな窓には道行く人の目の高さまで面格子をつけました。
格子の木材が巾狭で、深い奥行きなので、外の光は良く入り室内は開放的ですが、
外からは真正面から覗かない限り、室内はよく見えません。

3.JPG 4.JPG
デッキの目隠しも人の目線の高さは細かめに、下は荒めにすることで、
通風と目隠しを両立できました。
洗濯物を干したり植物を置いたり、使い勝手はいろいろです。y(・・)y

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2006年12月16日
[ 17:26 ] [ 01.施工日記 ]

梁を磨いたり、天窓を開けたりのお家が完成しました!
rehome.jpg
(詳しくは施工事例のページに載せましたので、そちらをご覧ください。)
全体的に明るく、気持ちの良い部屋になりました。
息子さんも照明器具の色きめのところで参加してくれましたので、私も楽しくさせていただけました。
また、自分の部屋をいろいろとアレンジして、楽しんでいただけたらと思います。 m

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2006年11月10日
[ 17:00 ] [ 01.施工日記 ]

以前、梁を磨いている様子をお伝えしたお家に、天窓が付きました。

yamaji3.JPG 天窓を開ける前の様子

yamaji4.JPG 天窓を開けた様子

yamaji2.JPG 上からの様子

もともと、小屋裏物置として使われていた部屋なので、天井も低く窓も少ない、
昼間でも薄暗いのが難点の部屋でした。
今度は、来年中学生になる息子さんの部屋として生まれ変わります。
この天窓から空を眺め、星を見つめ、、色んなことを想像する。 わくわくしてきますよね!
きっと、この部屋が早く完成するのを楽しみにしていることと思います。
来週いっぱいくらいで内装は完成する予定なので、もう少しお待ちください。
完成したら、またお伝えしたいと思います。住人のエピソードとともに・・・   m

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2006年10月10日
[ 17:27 ] [ 01.施工日記 ]

yamaji.JPG

先日から始まった改修工事の現場で、天井をめくってみたら・・・立派な地松の梁が姿を現しました。
今回の改修工事では、二間続きの和室の奥にある、一段屋根が低くなっている小屋裏を部屋にするという工事と、その二間の和室をひとつにして、奥の部屋へ続く廊下と物入れなどを造る工事です。
お施主さま希望の『明るく居心地のよい部屋に』ということから、天井を高くし、出窓を付ける計画にしました。そこで、天井を解体してみると立派な梁がでてきました。写真は梁を磨いている様子です。
はじめは埃まみれで汚かったのですが、雑巾で磨いて、サンドペーパーをかけたら、見違えるようにきれいになりました。少し大変でしたが、磨いていると、どんどんよい感じになって、ここで暮らすんだなぁと思うとわくわくしてきました。
また、今後の進行状況を書いていきたいと思っております。 m

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2006年09月06日
[ 14:21 ] [ 01.施工日記 ]

DSCN5943.JPG DSCN5968.JPG DSCN5944.JPG

モダン和風のお手洗いにあうように、というご希望で竹の鏡をつくりました。
竹屋さんに相談して、結局安土の石寺の胡麻竹を使いました。
ツブツブした天然の胡麻模様が存在感があり、良い感じに仕上がりました。
直径20cmほどの立派なもので、かぐや姫がでてきそうです。

余談ですが、その竹を取った石寺には教林坊という寺があり、小堀遠州作の回遊式庭園があります。
期間限定のライトアップの時には真っ赤な紅葉と青白い竹林が暗闇に浮かび、幻想的です。
まだ昼間に拝観したことはないですが、おすすめの庭のひとつです。y
http://www.d1.dion.ne.jp/marche/kyourinbou/
rightup04_2.jpg

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株式会社安土建築工房