「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
ANZUCCI WOOD WORKS
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2012年01月13日
[ 10:50 ] [ 01.イベント情報 ]

2012yukadanbou.JPG
  
明日14日の11時~12時頃まで能登川のOBの方のお宅で床暖房体験&見学をします。
まだ若干名の余裕がありますので、この機会に一緒に見てみたい方はお電話でご一報下さい。
集合場所など詳細をお知らせいたします。
 
上の写真は完成した時のものです。
4年たった今、どんな感じになっているでしょうか。
床暖房に興味のある方はもちろん、経年変化や住み心地に興味のある方もどうぞ。yy
 
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2009年02月07日
[ 13:12 ] [ 03.住まい手の方から一言 ]

毎日ママとお兄ちゃんと遊んでいます。
お兄ちゃんには手をつないでお外につれて行ってもらったり、
時には泣かされたり・・・
0902071asobi.JPG
 
おじいちゃんからもらった木馬もだーい好き!
自分で乗れるようになりました。
0902072mokuba.JPG
 
いいお天気には陽あたりのよいお部屋は冬でもポカポカ。
眠くなったら玄関のヒノキの床の上でもひとりでおネンネ。
お家の中はどこで寝ころんでも大丈夫。
とっても気持ちがいいの…
0902073goronn.JPG
 
4月からはお兄ちゃんと仲良く保育園にいきます。
☆木のおうちに住んでいるSちゃんより☆

2008年08月28日
[ 09:03 ] [ 01.自社イベント ]

先日行われた見学ツアー。
今回も知り合いの方に飾り付けに協力いただきました。
 
まずは 風と光と仲良く暮らす家
 
kazehikari01.JPG
 
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絣工房Fabricaさんの布と、
三吉坊の本間さんの陶器。
(あまり写真が撮れなかったので、それぞれ作品が気になる方はHPをみて下さい。)
 
そして、 木と土と共に暮らす家
 
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永源寺の小林朗さんの家具。

2008年08月25日
[ 11:41 ] [ 01.自社イベント ]

 両日ともたくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました。
スタッフ一同、充実した二日間が過ごせました。
 
今回、当社では初めてツアー形式にした見学会を企画しました。
スタッフと一緒に移動し、休憩を挟みながら2現場を見ていただくというものでした。
午前・午後の2ツアーで少しハードな予定になっていましたが、
たくさんの方が申し込んでくださってとても良かったです。
 
  08.08-1.JPG
    「風と光と仲良く暮らす家」の様子
 
  08.08.JPG
    「木と土と共に暮らす家」の様子
 
上の写真は担当者が説明をしている様子です。
みなさん熱心に聞いてくださいました。
本物の木の家に触れ、体感し香りを楽しんでいただけたと思います。
ご来場のみな様、ありがとうございました。
 
 
***木の住まいについてもっと詳しく知りたい方
              「住まいの設計相談会」があります***
 
       どんな家が良いのか
        どんな暮らしがしたいのか
        そして家族が楽しく暮らせる家とは…
 
  敷地の生かし方や、使いやすい間取り、また自然素材についてなど
  家づくりについて当社設計士と考えてみませんか。

 日時: 9月6日(土)、7日(日) 
      10:00~16:00

 場所: 安土建築工房
      (お子様には、木のおもちゃコーナーを用意しています!)

 参加費: 無料

 お申し込み: 事前申し込みが必要になります。参加ご希望の方は、
          電話、FAXまたはE-mailにてお申し込みください.

 お申し込み先: 安土建築工房
           TEL 0748-46-5305
           FAX 0748-46-5391
           E-mail info@a-kobo.com

 どうぞお気軽にお申し込みください。

2008年08月01日
[ 14:38 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 築50年の小屋の解体からご紹介をしてきた東近江市の家が完成しました。
8月23(土)・24(日)には、近江八幡市の家と合わせて完成見学ツアーを開催することになりました。
詳しくは専用ページへこちら
 木や土で出来た家ってどんな感じ?と、直に見てみたい方、感じてみたい方は是非ご参加ください。
 
  08.8.1.JPG
   外観
 
  08.8.1-2.JPG
   内観
 
母屋の隣に建てた、長男家族の為のコンパクト住宅です。
これからは4世代が一緒に暮らすことになります。
にぎやかで楽しい暮らしが始まることでしょう。
木や土に触れて、五感を育みながらすくすく成長していって欲しいと思います。 m
 
8月3(日)・10(日)・17(日)には、「住まいの設計相談会」と銘打って3週にわたって相談会を開いています。
こちらのほうへも是非ご参加ください。
詳細はこちら

2008年07月10日
[ 09:09 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 東近江市の現場は完成間近です。
壁の仕上げをホタテ壁でしています。
左官屋さんが作業している空間に行くと、なんとも海の香りが漂ってきます。
 
その壁塗りの体験をしたいとお施主様から申し出がありました。
左官屋さんの指導を受けながら初めての体験を。
やはり始めはうまく塗れませんでしたが、徐々に上手に塗れる様に。
なかなか様になっていました。
必死で応援していたら写真を撮るのを忘れてしまいました。
とても暑い日曜日。みなさん汗だくになって・・・お疲れ様でした。
 
最後にかわいい記念のペタッ。
これは一生の思い出になることでしょう。 ほんとカワイイ☆ m
SA3900123.JPG

2008年04月25日
[ 12:59 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 二日目の様子です。
 お施主さんのあいさつから始まり、社長・設計・棟梁がこの家の思いをはなし、お神酒で清めました。
DSCN2609.JPG
 
屋根の断熱材を敷くところから始まります。 
DSCN26112.JPG
ネオマフォームの30mmを屋根一面に敷きます。一面に敷くことで熱橋(熱が伝わるところ)をなくします。
その上に垂木を長いビスで母屋まで打ちます。
DSCN2629.JPG

DSCN2621.JPG DSCN2622.JPG
断熱材と垂木の間は通気層です。 通気層にねずみなどが入らないようにステンレスの網を貼ります。
 
DSCN2617.JPG
破風や鼻隠しを取り付けるところです。
さしがねで印を付けている 棟梁Tさん。
DSCN2618.JPG
 
DSCN26312.JPG
野地板を貼り、アスファルトルーフィングを貼って一日の仕事が終わりました。

親戚の方も応援にいらしてくれて、2階の貫を入れたり野地板を切ったり手伝ってくださいました。
手前が会長と親戚の方お二人。
DSCN26242.JPG
 
その後・・・ 屋根瓦を葺き、竹小舞が編まれました。
yanekabe.JPG
 
そして・・現在は、土壁の外部側が塗られ、2週間ほど乾かします。
08.4.22-3.JPG 08.4.22-2.JPG
 
08.4.22-1.JPG
 
こうして建て方・上棟の二日間がおわり、次の工事へと移っていきました。
今後も少しずつお伝えしていきたいと思います。 m
 

2008年04月18日
[ 09:17 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

以前より「築50年の家の解体」「基礎工事」
などでご紹介している東近江市のK邸が先週 上棟しました。
タイトルにも書いているように、このお宅は狭い路地の奥にあり、レッカーが使えないので、昔ながらの大工の力による手組みで建てられました。
5寸角(15cm×15cm)の通し柱があり(写真左右両端の長い柱)、
せいの大きい胴差しを担いで上げる。
組んでいく順番があるので、みんなで声をかけながら あっちへ振ったり、こっちへ振ったりして組んでいきます。
 
DSCN2572.JPG
 
1階の管柱を通し柱の間に立て、胴差を乗せて通し柱をつないでいきます。
大工のMさんが必死にかついで上げている様子がわかります。
DSCN2580.JPG
 
胴差を上からかけやでたたいて納めます。
DSCN2584.JPG
 
2階の桁は金輪継ぎ(かなわつぎ)です。
DSCN2588.JPG
 
どんどん組みあがっていきます。
DSCN2594.JPG DSCN2600.JPG
 
棟が上がりました!!
かっちりと組まれた木組みが堂々として立派な家が建ちました。
DSCN2603.JPG
 
屋根の化粧野地板を張って 一日目終了です。
DSCN2604.JPG
 
いつもと違う手組みの家ということで、大工さんも筋肉痛になるくらい大変だったと思います。
お疲れさまでした。
 
私は初めて棟上に立ち会ったのですが、大工が手仕事で仕上 組まれた木組みが、しっかりとしていて 木造は地震に弱いという一般的に思われていることが そうではないという事を、改めて自分の身体で実感できました。
それと、大工さんみんなで声をかけあい、協力して組んでいく姿はとても楽しそうでした。 m-!-m

2008年03月11日
[ 10:40 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 前回、築50年の小屋を解体したお宅です。
昨日から いよいよ新築工事着工となりました。
大工と建物の位置・水平を出す丁張りをしました。
そして、今日から堀方です。
 08.3.11.JPG
写真では、基礎の深さにあわせ土を掘っているところです。
 
この後、砕石を敷き 突き固めて、防湿シートを敷き、地面に基礎の位置を出すための
捨てコンクリートを打ちます。
そして、墨出しをして 鉄筋を組んでベースコンクリートを打つと言う風に進んでいきます。
その様子も順次載せていけたらと思います。m
 
********************************************************************************
 ひとつの工事が始まる傍らで、完成するお家もあります。
今週末 完成見学会が行われる安土の家もそのひとつです。
明日、最後の掃除をするのですが、いつも掃除をしながら思うことがあります。
養生紙がはがされ、新品の床が現れます。窓も磨いてきれいになり
まだ誰も住んでいない 空間だけが広がります。
これから 新たな生活が始まります。
仕事、子育て、成長、日常、非日常・・・色んなことが。
お客様のお家ながら 色々想像してワクワクしてしまします。
もし、この見学会に来られるのでしたら、そんな想像を膨らませながら
楽しんでいって頂けたらと思います。m

2008年03月01日
[ 11:15 ] [ 03.住まい手の方から一言 ]

今週一週間は本格的な解体作業でした。
 
01kizongaikank.JPG
▲解体前外観▲ 
  
02kizonnaikank.JPG
▲解体前内観▲
  
ご近所にも土埃が舞うので挨拶に行きました。
解体前に、50年間使わせて頂いた感謝を込め、古い小屋の四隅を塩で清め、
ご先祖に報告しました。
  
03kaitaiyane.JPG
  ↓↓↓↓↓
04kaitaitotyuuk.JPG
  ↓↓↓↓↓
05kaitaikanryouk.jpg
 ▲解体完了▲

二日ほど雪や小雨まじりの悪天候で、作業を続けて下さる皆さんには
申し訳なく思いましたが、その雪が埃を地面に落とし、飛散を防いでくれて助かりました。
凍えるような寒空の中、作業をして下さった皆様本当にありがとうございました。 H&S

2008年02月29日
[ 10:58 ] [ 03.住まい手の方から一言 ]

長男夫婦と同居することになり、築50年の古小屋を解体することになりました。
 
さてさて、昨年末から、古小屋の整理を始めましたが、その作業の大変なこと!
毎週日曜日にはマスクをして小屋に入り、山のような古い道具を中心に片付ける事約2ヶ月。
ほんとに解体予定日までに片付くかと心配の種だけで、お宝もなく・・・
 
と思っていたら、なんと!
小屋の二階奥には、曾祖父時代に手作りされたモッコいじこなどが
綺麗なままで残っていました。
 
01hugo0000.jpg 
 いじこ ▲                 
 
 
03kizonnaikanhugo.JPG
ふご
                 
 
02musiroamikinado.jpg
むしろ編み機▲  
   
近くにある東近江市の博物館に電話をかけてみると、早速見にきてくださり、
昔の農家の道具類として、喜んで車いっぱいに積んで持ち帰って下さいました。
 
先祖の手の跡を捨てるには申し訳なく、また 勿体無く
博物館に引き取って貰えて嬉しい事でした。 H&S

2007年11月12日
[ 09:45 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 11月9・10日に大工の手組みによる建て方が行われました。
建物としては敷地に増築する物置小屋で、2間(約4m)×3間半(約7m)の建物です。
家の敷地に大型車輌の乗り入れができないことと、
若い大工の育成として、クレーンを使わず人力のみで組上げられました。
今では重機で上げ下ろししている仕事も、以前は全て人の力だけで行われていたんですよね。。。
重労働でしたでしょう。。。けれど、すごいですよね。
家もそうですけれど神社仏閣などの大きな建物も造っていたんですから。
人々の力、智恵と技能の総和で。

     07.11.9-1.JPG
     柱を立てて、ほぞ穴を合わせながら梁と組んでいきます。
 
     07.11.9-2.JPG
     込み栓の穴。柱の穴と梁の穴は少しずれていて、
     栓を打ったときに柱と梁が引き合います。
 
     07.11.9-3.JPG
     棟が上がりました。(一番高いところ)
 
     07.11.9-4.JPG
     骨組みが組めたら、建物の垂直を直します。
     下げ振りを下げて垂直をみます。
 
     07.11.9-5.JPG
     しっかりするまで仮止めの材料を斜めに固定しておきます。
 
     07.11.9-6.JPG
     骨組みが出来たら屋根を伏せていきます。
     ここでは、杉の30mmの板が天井兼下地になります。
 
     07.11.9-7.JPG
     板が張り終わり、アスファルトルーフィングをひきます。
     筋交・間柱をいれ、壁の下地をして一日目はここまで。
 
     07.11.10-1.JPG
     二日目、外壁の下地です。
     この地域は22条地域(屋根・外壁を防火構造にする)なので、
     外壁仕上げをガルバリウム鋼板ですると、その下に石膏ボードをはらなくては
     いけません。内壁も同様に石膏ボードで仕上ます。
 
     IMG_1239.JPG
     石膏ボードの上に透湿防水シートを貼ります。
 
     07.11.10-2.JPG
     そして、ガルバリウム鋼板を貼るのに必要な下地をしていきます。
 
     07.11.10-4.JPG
     中の様子。これでほぼ仕上がりです。
 
 とりあえず、2日間の仕事をお伝えしました。
今回は、専務宅の物置小屋を建てました。昔ながらの手組みによって。
その他にも、今では体験できないことをさせてもらえました。
施主が職人の昼食の用意やお茶出し、夜はまた食事に呼んでいただいて。
その上、泊めていただくというところまで。。。気を使って頂きました。
お家の方はものすごく大変だったのではないかと、想像するだけで嫌になりそうです。
親戚の方もお手伝いに来てくれていました。
まだ、こういう風習がここにはあるのだと感じます。
現在では省くことが多くなった人の気遣い心遣いが、今回お施主様のおかげで体験することが出来ました。建てる方も、建ててもらう方も『有難い』という気持ちを通わせることが出来たのではないでしょうか。
 
伝統的な体験をさせていただいたかと思えば一方では、、、、、
あの姉歯事件から基準法改正が行われ、なんだか変な方向へ話がいっているような。。。
日本の伝統的な木造建築が危うい。。。
今、この業界でいろんな方が何とかしようと動いていらっしゃいます。
私には何ができるでしょうか。。。m

2007年10月15日
[ 11:49 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

     DSCN0950.JPG
  10月始めの秋晴れの日に、土壁を塗る左官職人が集まりました。
 写真を撮りに行くと、みなさんで休憩をしていました。
 こんなにたくさん来てくれているとは思っていなかったので、びっくりしてしましました。
 でも、以前は土壁を塗るのに近所の人や親戚の人が手伝いに来て、
 当たり前の光景だったようです。
 この頃は少なくなって、職人さんの高齢化が目立ちます。
 この日も、シニア世代の方が頑張っておられました。
 その耐力と元気さに関心してしまいました。
 

     DSCN0952.JPG
 竹と縄で格子状に編んだ竹小舞(土壁下地)
 このうえに、土にわらを混ぜ、寝かせて発酵したものを塗ります(荒壁塗り)。
 
DSCN0962.JPGDSCN0953.JPG
 荒壁塗りの様子
 一人が塗り、もう一人が土を渡す。これを繰り返します。
 なかなかの重労働です。
 
  DSCN0951.JPG DSCN0958.JPG
 高いところにはフォークのような道具を使って上手に投げます。
 
     DSCN0954.JPG
 これは内側から見た様子。荒壁が間からにゅっと出ています。
 土がはみ出ることで、竹小舞から落ちないのですね。
 片側に荒壁を塗り、2週間ほど乾かします。
 そして、内側を塗って荒壁完成。
 その後は土と砂、わらなどを混ぜた中塗り、
 漆喰や珪藻土で仕上げなど塗り重ねていくことで、
 土壁本来の表情や性能を発揮します。
 
  土壁は伝統工法で主に用いられ、調湿性能が高く蓄熱の役割も果たし、
 湿気の多い日本の風土に適した特徴を持ちます。
 さらに、貫が通っているので自身に強い機能をも併せ持つ素材です。
 
  身体にやさしい自然素材が良いと頻繁に言われる現在、
 自然志向の人が増えてはきましたが、予算や工期の面で
 なかなか使われることがない土壁。
 伝統工法を残していくという意味でも、無くしてはならないものだと思います。
  職人の高齢化と、若い職人の習う場が無いという今、
 土壁を残していくよう、努力していかなければと感じました。 (m-!-m)

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2007年10月09日
[ 13:49 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

 先月18日に無事に棟を上げた現場の紹介です。
9月も半ばだというのに真夏のような暑さで、大工さんも真っ黒になりながらの上棟でした。
このお家は、滋賀県の伝統的な作りになっていて、以前ブログでも紹介した丸太の地棟が使われています。大工が墨付けをし手で刻んだ材料です。
それから、最近は廻りに足場を組んでから組立てをしていましたが、今回は足場がありません。
なので、作業的には危険を伴います。そこで、落下防止の為の防護ネットが張られています。
見た目には迫力があって見ごたえがあると思います。
     DSCN0632.JPG
     前日の17日から組み始めました。
 
     DSCN0639.JPG
     長く伸びているのが通し柱です。
     短い柱は管柱。県の柱100本プレゼントでいただいたものです。
     クレーンで部材を吊って、大工が組み建てていきます。
 
     DSCN0650-2.JPG
     これが丸太の地棟。長いので吊っていても立派です。
 
     DSCN0653.JPG
     墨付けをした大工が丸太をかけやで叩いているところ。
 
     DSCN0661.JPG
 
     DSCN0662.JPG    
     大分、組みあがりました。初日はここまでです。
     柱以外の梁や構造材も滋賀県産の材料を使っています。
 
     DSCN0667-2.JPG
     2日目も晴天の中、無事棟が上がり、屋根が伏せられました。
     
     DSCN0673.JPG
     なかなかの存在感です。
 
     DSCN0677.JPG
     これは2階屋根の出桁の腕木です。唐草模様が入っています。
 
 これで棟上完了。
この後は、竹小舞を編んで土壁を塗ります。
この頃は少なくなった土壁。出来上がるのが楽しみです。
 
 また、12月はじめ頃 見学会を計画していますので楽しみにしていてください。
 
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2007年08月03日
[ 08:00 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

        maruta
 
太さ40cm、長さ13mの丸太(地棟)。
家の重心になる重要な存在です。
見上げる方に『奉上棟 施主名・施工者名』を書き入れ、9月中旬上棟します。
 
今では少なくなった丸太の梁。
古くなったお家を改修させていただくとき、天井をとっぱらい空間を広くとりたい時に立派な丸太が存在感を感じさせてくれ、また新たな空間に生まれ変わります。
どんな時も頼りになる存在です。

株式会社安土建築工房