「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
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2007年06月01日
[ 11:49 ] [ 05.築180年の古民家 ]

先月より築180年の旧家の改修工事をさせていただいています。
和室の床下地を改修するのに 古い床をめくりました。
何度も直した跡や以前どこかに使われていたであろう 柱や梁が再利用されているのが見れました。
そのときの写真が無くて申し訳ないですが、坂田工務店さんがその写真を公開しているので そちらで見られます。 →こちら5月14日のブログ
たいぶ古く、虫が食っていたり 湿気ていたりする材料を新しくし、使えるものはそのまま使い 床を伏せました。
DSCN9869.JPG
そのままの材料と新しい材料が色でわかります。
 
DSCN9884.JPG
畳を入れて完成。
 
05220014.JPG
有名な小堀遠州のお弟子さんがされたというお庭です。
 
DSCN0026.JPG 
刈り込む前のお庭  春から一気に茂っていた庭もきれいスッキリ。
 
DSCN9872.JPG
滝の流れを表現した中に 鯉が登っている様子がみられます。
この写真では見にくいですが・・・
もうすぐ夏です。夏は夏の表情を、秋は秋の表情を、と いろいろな表情を見せてくれるでしょう。
楽しみですね。
 
この旧家は180年もの間、それぞれの当主が大事に住み継いできた家です。
現在のお施主さんも 物を大事にし、自分で直せるところは直し、次の世代へ繋いでいく。
この頃は、そういうことが無くなり みんながみんな新しい家を建てる時代です。
100年も200年も住み継がれる家は、建てる側としてあこがれる住み方だと思います。
これからも住み継いでいって頂きたいです。
 
改修工事はまだ続きます。追って報告をしていきたいと思います。m

 

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