「日本の伝統技術の継承」と「風土に根ざした建築」をコンセプトに21世紀の本当にあるべき暮らしの姿を追求しています。
ANZUCCI WOOD WORKS
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2008年04月18日
[ 09:17 ] [ 16.木と土と共に暮らす家 ]

以前より「築50年の家の解体」「基礎工事」
などでご紹介している東近江市のK邸が先週 上棟しました。
タイトルにも書いているように、このお宅は狭い路地の奥にあり、レッカーが使えないので、昔ながらの大工の力による手組みで建てられました。
5寸角(15cm×15cm)の通し柱があり(写真左右両端の長い柱)、
せいの大きい胴差しを担いで上げる。
組んでいく順番があるので、みんなで声をかけながら あっちへ振ったり、こっちへ振ったりして組んでいきます。
 
DSCN2572.JPG
 
1階の管柱を通し柱の間に立て、胴差を乗せて通し柱をつないでいきます。
大工のMさんが必死にかついで上げている様子がわかります。
DSCN2580.JPG
 
胴差を上からかけやでたたいて納めます。
DSCN2584.JPG
 
2階の桁は金輪継ぎ(かなわつぎ)です。
DSCN2588.JPG
 
どんどん組みあがっていきます。
DSCN2594.JPG DSCN2600.JPG
 
棟が上がりました!!
かっちりと組まれた木組みが堂々として立派な家が建ちました。
DSCN2603.JPG
 
屋根の化粧野地板を張って 一日目終了です。
DSCN2604.JPG
 
いつもと違う手組みの家ということで、大工さんも筋肉痛になるくらい大変だったと思います。
お疲れさまでした。
 
私は初めて棟上に立ち会ったのですが、大工が手仕事で仕上 組まれた木組みが、しっかりとしていて 木造は地震に弱いという一般的に思われていることが そうではないという事を、改めて自分の身体で実感できました。
それと、大工さんみんなで声をかけあい、協力して組んでいく姿はとても楽しそうでした。 m-!-m

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